飼育方法

環境

活発な動物であるため、高さのあるケージに枝や寝袋(巣箱)を設置し、本来の生育環境に近づける。

室温が適温(20~28度)に保てるように空調やペット用ヒーターなどで環境を整えてあげる。

静かで直射日光の当たらない部屋に設置してください。

1匹で飼う場合、飼い主様がしっかりコミュニケーションをとってあげてください。

遊ぶ時間を作れない時は多頭飼いをおススメします。

 

◎飼育用品

高さのあるケージ・寝袋(巣箱)・給水ボトル・

食器・止まり木・温度計・はかり(体重測定)など

ベビー飼育環境

ベビー時期はあまり高さのないプラケースやハムスター用のケージをおススメします。(落下防止や体温低下にならないように)

ベビー時は体温調整が難しいため、ヒーターやカイロ(直接当たらないように)で環境を整える。

 

※当店では、離乳して自分でご飯を食べれるようになってからのお迎えになります。離乳を早くして、人に慣らすことはおススメできません。母乳で育った子は、母親から必要な栄養をたくさんもらっています。母親が育てきれないと判断した時のみ、人工飼育に切り替えます。


お迎えしたら

慣れない環境ですので、初日は、そっとしてあげることをおススメします。触れ合い方は、最初が肝心ですので、お迎え時に、詳しくお伝えします。お迎え後、懐かせ方や触れ合い方がわからない場合は、ご相談ください。

慣れ具合については、人間にも性格があるように、モモンガにも個体差がありますので、その子にあったペースで慣らしてあげてください。

飼い主様との信頼関係が築ければ、威嚇が激しい子でも懐かせることは可能です。

 

食事

活動時間が夜なので、夕方から夜に与えるようにしてください。

基本的に、

 7~8割 果物・野菜類  (1:1)

 2~3割 たんぱく質

配合飼料(モモンガフード)や旬の果物類を中心に、新鮮な野菜と少量の動物性たんぱく質を与える。(植物性たんぱく質もOK)

昆虫類はリン分が多すぎる傾向があるので、与えすぎるとカルシウム欠乏に陥り、骨粗しょう症を発症する場合がある。

食事量は少し食べ残す程度が適量(約25g)、

体型(体重)などで餌の量や内容を調節することも大切です。

 

◎おすすめ果物
リンゴ・梨・ぶどう・柿・桃・さくらんぼ・
バナナ・ブルーベリー・みかん・オレンジ・
キウイ・パパイヤ・マンゴー・メロン・びわ
◎おすすめ野菜
チンゲン菜・キャベツ・小松菜・ブロッコリー・
大根やカブの葉・人参・グリンピース・
さやいんげん・枝豆・とうもろこし・かぼちゃ・
トマト・さつまいも・きゅうり
◎動物系たんぱく質
ミルワーム・コウロギ・鶏のささ身・
乳製品(ヨーグルト・チーズなど)
◎ナッツ類(少量、おやつ程度に)
×食べさせてはいけないもの
玉ねぎ・ネギ・にら・ニンニク・ジャガイモの芽・
アボガド・チョコ・牛乳・果物などの種
観葉植物・すいせん・チューリップ・あじさい・
アサガオ・すずらん など